NGワードを避けよう!
どのように貢献できるかをアピールする
「学びたい」や「成長したい」といった言葉は、表面上では向上心が高いように見えるため効果があるように感じますが、実はNGワードのひとつです。これらの言葉は学生であれば学ぶ気持ちが強いのだな、と好印象を与えることができるため効果的ですが、社会人ともなれば学ぶことや成長することは成果を上げるために欠かせないものになるため、義務感、当たり前感が強く含まれるため、向上心をアピールする言葉ではなくなります。当たり前の言葉をアピールされても採用担当者の心には響きませんよね。
もし「成長」や「学び」といった言葉を盛り込みたいのであれば「この仕事を通じて得た学びを自身の成長につなげて、会社の成長に貢献したい」と会社にとってどうつなげることができるかをアピールしましょう。
「やったこと」ではなく「やった理由」を伝える
今までやったことを声高にアピールする人がいますが、やったことをアピールするだけでは不十分です。採用担当者は、履歴書から応募者の人となりを判断し合否を下さなければなりません。そのため、どんな人か見極めるためにも「やったことではなく」「なぜやろうとしたのか」といった、結果ではなく過程を重視する傾向があります。
また、理由だけでなくそのことでどんな学びを得て次にどう活かすことができたのか、といった「その後のこと」も一緒に伝えることができればさらに詳しく人となりをアピールすることができます。
給与や待遇はオブラートに包む
給与や待遇は気になるものですが、だからといって「給与が魅力的だったから」と伝えてはいけません。「働きやすい環境に魅力を感じたから」などのようにオブラートに包んで伝えるようにしましょう。
熱意は現実的なものを
仕事に対する熱意を伝えることは重要ですが、その熱意が現実離れしたものだとむしろ印象を悪くしてしまいます。応募先の業務内容や社風をよく理解して現実的な目標を盛り込みましょう。
具体的、そして明確に
志望動機に「御社に魅力を感じて」と書く人が多くいますが、そのままだとあまりに漠然とし過ぎているため伝えたいことがあっても明確に伝えることが難しくなります。相手にきちんと伝わるよう抽象的で曖昧な表現は避け、具体的に書くようにしましょう。
書いたら見直す
書いた後はNGワードが入っていないか確認しましょう。できれば書いてすぐにではなく、1日経ってから見直すことをおすすめします。客観的に、冷静になって見直すことができるため、書いているときには気付くことができなかったものにも気付くことができます。